加賀藩前田家が治めた此処、金沢では茶道をはじめ、お茶処として繁栄してきました。
市民のお茶といえば棒ほうじ茶。特に茎を焙じあげたお茶を、此処では棒茶と呼んでおります。
全国的に知られるほうじ茶は、葉と茎を問わず、火力が必要となるため、表面が黒く焦げ、その焦げ香によって香り豊かなお茶が一般的となっておりました。
しかしながら、上林金沢茶舗の「加賀棒茶」は、初摘みである一番茶の茎の旨味を損なうことがないように、遠赤外線焙じ機で浅く焙じふっくら仕上げました。その極みは、従来の芳ばしさと、すっきりとした甘みと香りを引き出す事にあります。
江戸の世に前田家の歴史と文化と共に育まれた加賀棒茶は、今日「百万石 加賀棒茶」として誕生し、お客様の元へお届けいたしております。
KAGA-bocha in Life加賀棒茶を嗜むこと
Friendly tea "KAGA-Bocha"生活に溶け込むお茶 "加賀棒茶"
Our "KAGA-BOCHA" Philosophy上林金沢茶舗の"加賀棒茶"
上林金沢茶舗の「加賀棒茶」は、甘みと香りの高い「一番茶」の茎を使用しています。遠赤外線で火入れすることで、芯まで熱が入り、ふっくらとした、やさしくて贅沢な味と香りの「加賀棒茶」を完成させました。また、長さも均等に揃えることで見た目にも美しいお茶作りを心がけております。
香り高い当店自慢の「加賀棒茶」をぜひご堪能ください。
Tea in Lifeお茶を嗜むこと
日常生活に「お茶を嗜む」が加わると、私達の心は、ほんの少し豊かな気持ちになります。お茶室や茶の間、喫茶スペースでお茶のある生活を楽しんでみてください。
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Liberation of mind心の解放
お気に入りの菓子と共に嗜むお茶は、気持ちを整える成分が含まれており、心を解き放ち日々の慌ただしさからふっと一息つく時間の手助けをします。きちんと気分転換をすることは、きっと日々の生活の向上へと繋がることでしょう。
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Conversation with tea語らいの場
「ちょっとお茶でもしませんか?」お誘いの常套文句にもなるほど、語らいの場には欠かすことのできない「お茶」。気持ちを込めて、選び・淹れられたお茶は、最高の会話の合いの手となります。お茶を飲みながら家族での団欒も楽しみましょう。
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With your message想いを添えて
ちょっとした贈り物や、お土産、法要・引き出物まで。カジュアルな場面から目上の方へのかしこまった贈り物にもご利用いただける「茶」は贈る方を選ばないオールマイティなお品のひとつです。偲ぶ思いを込めた御進物としてもご利用いただけます。
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Tea and healthお茶と健康
お茶を嗜むことは健康にも良いです。特に抹茶は「カテキン」や「タンニン」がしっかりと含まれており、元気で長生きされる方が多いと言われています。
美味しい加賀棒茶の淹れ方How to brew “KAGA-BOCHA”
加賀棒茶は香りを楽しむお茶です。渋み成分が少ないため、熱湯で淹れても渋みが強く出ません。小さなお子様からご年配の方までどなたでも美味しくお楽しみいただけます。みなさまのお好みの器でお楽しみ下さい。
(2人分)
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Step.1
あらかじめ温めておいた急須に茶葉 8g~10g を入れます。
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Step.2
急須に熱湯 300ml を注ぎ入れ、ふたをして約30秒待ちます。
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Step.3
各茶碗の濃さが均一になるよう注ぎ分けます。最後の一滴までしっかりと絞りきってください。
※夏場は水出し冷茶としてもお楽しみいただけます。
- 茶葉の量
- 4g〜5g(大さじ2杯)
- 湯の温度
- 熱湯(98°C)
- 湯の量
- 150ml
- 浸出時間
- 30秒